地域活性にポイントを活用するケースが増えています

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内閣府や各省庁の号令もあり、多くの地域活性化施策が展開されています。
それにあわせ、ポイントを絡めた地域活性化が増えているのでその種類をまとめました。
健康ポイント、介護支援ボランティアポイント、地域商店街での共通ポイント、地域移住で得られるポイントなどがあります。
それぞれの例を紹介しましょう。



地域活性化でのポイントの活用例


20150924-1.jpg1.健康になることでポイントを付与
増え続ける医療費を削減するには皆が健康でいることが必要ということで、開始されたポイント制度です。
健康になる活動を続けたり、体重などに変化が表れた場合にポイントが付与されます。
国と6市が連携して実施した「健幸ポイント」では、たまったポイントは商品券やPontaに交換できます。



20150924-2.jpg2.介護支援ボランティアポイント

「介護支援ボランティアポイント事業」は、厚生労働省が高齢者の介護予防に認めた事業です。横浜市、稲城市、千代田区、世田谷区、八王子市などが介護支援ボランティアポイント事業に取り組んでいます。
地域でいきいきと活動される高齢者を支援するため、介護施設等でのボランティア活動に対しポイントやスタンプがたまります。
横浜市や千代田区では、たまったポイントは現金に交換できます。





20150924-3.jpg3.地域商店街の買い物や回遊でたまるポイント

地域商店街の活性化のため、商店街の店舗で買い物をするとたまるポイントです。
香川県の地域共通ポイント「めぐりんマイル」 では、買い物や来店などでマイルがたまります。
たまっためぐりんマイルは香川県内約500の加盟店で利用、もしくはWAONポイントとの交換が可能です。





20150924-4.jpg4.地域移住で得られるポイント

住宅需要の拡大による県経済の活性化を図るため、県内で新たに住宅を建設・取得される方にポイントを発行している自治体もあります。
新潟県では、たまったポイントは県産品に交換できます。

このポイント制度を通じて、移住による県内人口の増加も狙っているのではないかと思います。
今後、地方では人口が減り、限界集落が増えていくという報道をよく聞きますが、そういったケースでも活用できるのではないでしょうか。



これらの例のように、様々な地域発信型のポイントプログラムが運営されています。
ポイントは地域や提携店舗でのゆるやかなつながりを持つのに適しているからです。

自治体の狙いと、消費者の思いのバランスが重要

自治体は地域を活性化させるためにポイントを活用しています。
一方、消費者はそのポイントをどう捉えるでしょうか。
地域活性化プレミアム商品券の例を思い出すと、消費者は自分の使い勝手を求めている傾向が強いようです。

自治体の狙いはそのエリアでの消費の活性化のため、ローカル店舗のみで使える商品券を出したいところです。
しかし、消費者は日々使っている店舗で使える商品券が欲しいと思っています。
折衷をとり、地域ローカル店舗でのみ使えるA商品券と、大手スーパーでも使えるB商品券をあわせて販売した地域が多くあったのは記憶に新しいところです。
消費者にメリットが少ないポイントや商品券は普及せず、しかし消費者の希望通り様々なところで使えるポイントや商品券は、地域での消費に直結しづらいというジレンマが見て取れます。

この観点で上記1-4の例を見てみると、発行したポイントをその地域で消費されることに重点を置いているのは4のケースのみであり、1-3のケースはいずれも共通ポイントや現金など、消費者の希望に近い交換先を揃えています。

いつも商談などの際には伝えさせていただいているのですが、ポイントをより浸透させるためには、「ためやすく、使いやすい」(いろいろなところでたまり、いろいろなところで使える)かどうかにかかってきます。
Gポイントは、他のポイントへの交換流通性を持たせたい際に有効な手段になります。
ポイントの利用価値を高める検討をされている自治体や企業の方はぜひご相談ください。

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やはり地域での消費を狙いたい場合には

とはいえ、やはりそのポイントを地域で消費させたいとお考えの自治体では、以下のような運用も可能です。

地域での消費を優先度高とおき、地域での消費に対しては、1000円分のチケットとします。一方、他地域や大型店舗での利用をしたい利用者の意見を反映し、共通ポイント800円分へ交換ができる選択肢を用意します。こうすることで、地域で消費する人にはより還元率の高い地域ローカル店舗での利用を促進できます。一方、地域店舗をあまり利用しない人に対しても、利用用途があり、ためる意義のあるポイントとなります。

自治体の狙いと消費者の思いに距離があることが多いと思います。両方のバランスをとり価値あるポイントとすることで、地域ポイントを活性化させてはいかがでしょうか。

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